2013外務大臣杯・厚生労働大臣杯ブラインドゴルフジャパンオープンチャンピオンシップ

世界のブラインドゴルフ

世界ブラインドゴルフ協会

 ゴルフは老若男女、身体的障害の有無に関わらず、誰でもプレーできるスポーツです。視力が良くなければゴルフはできないと多くの人が考えますが、そうではありません。全盲や視覚障害者のゴルファーも、コーチまたはガイドと呼ばれる人の助けを借りて、ゴルフを通して運動や友情がエンジョイできます。しかしやはり一番はナイスショットを打つことを楽しむことができるのです。ブラインドゴルファー同士の試合や、ハンディキャップシステムを用いての睛眼者との試合にも挑むことができます。
盲人がゴルフをしたという最初の記録は1924年のミネソタ州ダルースにさかのぼります。クリント・ラッセルは事故で視力を失いましたが、その後もゴルフを続けました。1930年には、18ホールで84という彼のスコアが記録されています。1950年代初めには他の盲人たちもプレーをし、カナダとアメリカでブラインドゴルフ協会が設立されました。その後、1980年代には、英国や日本、オーストラリアで協会が立ちあがりました。1998年には、世界オープンのブラインドゴルフイベントを運営、認可、後援するために世界ブラインドゴルフ協会(IBGA)が設立されました。1998年までは各国の協会が定期的にオープン選手権大会を開き、その度に日本人実業家である半田晴久博士から、充実した資金提供を受けてきました。半田氏はオーストラリアで盲人ゴルファーとプレーをした際に感銘を受けて関わるようになりました。
半田氏は、彼自身が支援金申請に対応する代わりに、すべての協会を代表する団体に任せられればと考えました。1997年、6カ国の代表が西オーストラリアのパースで会合を開き、そのような団体のための定款とハンディキャップシステムを作成しました。翌年の1998年、アメリカのフロリダ州で開催された世界ブラインドゴルフ選手権においてそれらが承認されて、世界ブラインドゴルフ協会が誕生しました。
半田博士は総裁として、IBGAおよびそれを通して世界中の大会への経済的な援助を継続して行っています。毎年4~5回の個別の国のオープントーナメントが行われ、2年ごとに世界ブラインドゴルフ選手権が開かれています。最も新しい大会としては、2012年のカナダ大会で、2014年5月にはオーストラリアのニューサウスウェールズで行われる予定です。
現在、13カ国のメンバー協会で500名以上のブラインドゴルファーが登録されています。その他にも3カ国から準会員が参加しています。IBGAは、ブラインドゴルファーの人数が益々増え、2020年のパラリンピックへのゴルフ競技参画のための活動にも関与できるよう願ってやみません。