
12月5日に「2011 JBGAチャンピオンシップ東日本大会」が、山梨県上野原市にあるメイプルポイントゴルフクラブにて開催されました。このゴルフ場は、ピート・ダイが設計した起伏ある難しいコースですが、参加された32名の皆さんは果敢にプレイされていました。今大会は、今年最後のJBGA主催大会であり、この大会の結果で本年度のポイントランキングの優勝者が決まる大変重要な大会でもありました。
レギュラーリーグ優勝は後藤健治さん、準優勝(べスグロ)が北村順功さん、三位が山本祐希さんでした。また、チャレンジリーグ優勝は、森内康行さん、準優勝が小泉経次さん、三位が酒井忠繁さんでした。
また、2011年度の年間ポイントランキングの、レギュラーリーグの優勝者は竹田武夫さん、チャレンジリーグの優勝は伊藤良和さんでした。皆さんおめでとうございます。
ポイントランキング表は、こちらをご覧ください。
レギュラーリーグ・ポイントランキング優勝の竹田武夫さんは、昨年度ポイントランキング1位の本田省三さんと共に、来年カナダのトゥルーロ市にあるトゥルーロGCで開催される、IBGA(世界ブラインドゴルフ協会)主催のブラインドゴルフ世界大会に日本代表として派遣されます。
なお、東日本大会の模様は、NHKニュース、TBS(みのもんたの「朝ズバッ!」)、山梨放送などでテレビ放映されたほか、山梨日日新聞でも報道されました。

去る10月1日「JBGAチャンピオンシップ九州大会」が、福岡県の二丈CCにて開催されました。大会には、地元の福岡視覚障害者ゴルフ協会の皆さんも参加され、総勢23名のブララインドさんが腕を競いました。地区別では、関西地区から8人、中部東海地区から2人、関東地区から4人、中国地区から1人、地元九州地区から3人、そして東北地区から1人。また、JBGAと協力関係にあります「福岡視覚障害者ゴルフ協会」の方4名が参加されました。
大会が行われた「二丈(にじょう)カントリークラブ」は、周りを玄海国定公園の海と山に囲まれた大変素晴らしいシーサイドコースです。当日は、眼下に広がる玄海灘からの心地よい風が吹くなか、皆さん元気にスタートされました。
また、大会の競技委員長には、PGAティーチングプロの神代貴志(こうじろたかし)プロにお願いしました。
地元のボランティアさんに、多数参加していただき大変盛り上がる大会となりました。
皆さん本当にありがとうございました。
なお、優勝はレギュラー・リーグが山地伸行さん、チャレンジリーグが伊藤良和さんでした。そのほかの成績は以下のとおりです。
JBGAチャンピオンシップ西日本大会が、5月23日岡山県にある長船(おさふね)カントリークラブで開催されました。本来、西日本大会は、4月開催予定でしたが、この度の東日本大震災の影響で延期となっておりました。未だ、復興半ばの東北地方ですが、この大会に原発で揺れる福島県から後藤健治さんが、大きな被害のあった仙台市から佐藤清子さんが元気よく参加されました。開会式では、今も大変な状況であるのにもかかわらず、それを乗り越えて参加されたお二人に、大きな拍手が送られていました。
当日は、あいにく朝から冷たい雨でしたが28名のブラインドゴルファーは、久方ぶりの大会とあって皆さん大変気合が入っていました。開会式は、スコアラーさん、ブラインドさん、地元のボランティアの皆さんなど、総勢七十数名に上る人々が一同に会して行われました。
本年度最初の全国大会の優勝者は、レギュラーリーグが竹田武夫さん、チャレンジリーグが高松操さんでした。また、洲濱義博、藤岡広子、豊島信春の3名の方が、大会に初めて参加されました。冷たい雨の中、最後まで健闘されていたのが印象的でした。
この大会にはスコアラーとして、競技委員長を務めてくださった鈴鹿俊文JIPGA副理事長をはじめ、15名のボランティアさんが大会をサポートしてくだいました。皆さん、本当にありがとうございました。また、長船カントリークラブさんのご厚意で、全館貸し切りで大会を行わせていただくことができました。末井理事長、出井支配人を始め、長船ゴルフクラブ関係者の皆様方に心より感謝申し上げます。
"ISPSハンダ・シニア・ワールド・チャンピオンシップ・ミッションヒルズ・チャイナ"が、3月11日から13日まで中国深センにある「ミッションヒルズ・深セン・ゴルフクラブ」で行われました。
この大会は、ヨーロピアン・シニア・ツアーと中国ゴルフ協会とISPS(半田晴久会長)の共催で行われた、中国で初のヨーロピアン・シニア・ツアーとなりました。
大会には世界20カ国から集まった125人のヨーロピアンタイトル保持者が競いあい、2011年の賞金王25名のうち、22名がミッションヒルズに顔をそろえるという豪華な大会となりました。
本大会に先立ち、3月9日と10日の二日間プロアマ大会が開催されました。この大会への日本のブラインドゴルファー参加要請が当協会に参りましたので、執行部協議の上、高橋隆一JBGA会長とガイドの蓑田和さんを派遣いたしました。
なお、このミッションヒルズ・ゴルフ場は、ギネスブックにも登録されている世界最大級のゴルフ場で、12コース216ホールを誇っています。また、大会の行われたワールドカップ・コースは、「20世紀ゴルフ界の帝王」と呼ばれるジャック・ニクラウスによる設計。このコースは、アジアで最も立派で、難易度の高いコースとして知られています。
左3人目から葉さん、陳さん、ガイドの蓑田さん、高橋会長、テリー・ゲール選手、世界ブラインド・ゴルフ協会会長デビッド・ブライス氏
大会に使用されたミッションヒルズ・ワールドカップコース
左から蓑田さん、ツアーガイドの張建徳さん、右端高橋会長
―ISPSハンダ・シニア・ワールド・チャンピオンシップ・ミッションヒルズ・
チャイナ"のプロアマ戦 大会レポート―
JBGA会長 高橋
"ISPSハンダ・シニア・ワールド・チャンピオンシップ・ミッションヒルズ・チャイナ"のプロアマ戦に参加する機会を頂いたので、その貴重な体験をレポート致します。
会場となったミッションヒルズは、アジア大会の会場にもなったことのある広州に近く、香港から車で約2時間半で行けます。総面積は、東京の新宿区と同じ広さの約20キロ平方メートル。世界最大級のスケールで、その大きさにガイドの蓑田さんと私はまず驚かされました。
プロアマ戦は、3月9日と10日の両日行われましたが、9日はラウンド練習的なものでした。翌10日は、いよいよ本番が行われ、私の組の同伴競技者は、IBGA(世界ブラインドゴルフ協会)会長のデビッド・ブライスさんと、香港から来た女性の葉さん(ガイドは陳さん)と、私の3人のブラインドゴルファーに加え、豪州のシニアプロのテリー・ゲイルさんでした。試合は、ベストボール方式のチーム戦で行われました。私は、ドライバーと2打目に使用したクリークの調子が良かったのですが、アプローチで再三ミスを犯し、結果的に入賞はなりませんでした。御免!
因みに、スコアは、ホールアウト出来た7ホールで45ストロークでした。
ティーショットを打つ高橋会長
クラブハウス前で
ラウンドしたワールドカップ・コースは、あのゴルフの帝王ジャック・ニクラウスが設計に係わったそうです。ホワイトティからでも、全長5785ヤードもある雄大且つ、美しいコース。微妙なアンギュレーションはあるものの、全体的にほぼ平坦ですべてホール幅を広くとってあり、OB杭など見当たりませんでした。その分、バンカーとブッシュが随所に配置されており、難易度を高くしています。ティーグランドに立つと「そんなことを恐れずに思い切りよく振ってください!」と言わんばかりに、なにか不思議と気持ちが高揚してきます。そんなホールの連続でした。コースメンテナンスもしっかり行き届いていて、芝はフェアウェイもグリーンも完ぺきな状態に仕上がっていました。
ホテルと合体したかのようなクラブハウスがまた、広くて大変ゴージャスで、フロントからロッカールーム、キャディーマスター室へ行くだけでも、何度も迷ってしまいました。プール、ショップ、託児所、マッサージルーム等々すべての設備は完ぺきで、正に五つ星のホテルとコースが揃い踏みといったところです。
ちょっとばかりの滞在で、偉そうなことは言えませんが、私は中国という国を少し見直さなければと考えています。いくら、土地が広いからといっても、これだけの施設を、莫大な資本を投下してポンと造ってしまう元気さと力。一体その背景にあるものは何なのか?
私は、数年前、北京、上海、西安へ旅行に行ったことがあります。商店の売り子の女性に笑顔は、一切なかった。それがどうでしょう。今回私が出会った人たちは、みんな時折笑顔をつくり、実に優しく、親切に対応してくれました。勿論、徹底した教育を受けてはいるのでしょうが、「中国は、確実に変わった」と、そう言わざるをえないと思いました。
ある中国人の方が言っていました。「ゴルフ産業ということでいえば、中国はこれでハードはほぼ整いました。次は、ソフトウェアなんです。ゴルフ協会の組織も、まだまだ不安定で競技会を開催しようにも、ノウハウをもっていないから、自力では中々厳しい。色んなことを、ゴルフ先進国から学んでいかなければならないんです」と。日本を抜いて今や、世界第2位の経済大国になった中国。一体、この国は、どんな風に変わっていくのだろうか、と考えずにはいられませんでした。
当初予定の、香港の盲人学校の表敬訪問や、主催者による記者会見への参加はキャンセルとなり、レポートができず残念です。ただ、パーティや、ホテルでの食事は、全ておいしかったです。
中国料理はやっぱうまいです!(了)
レセプションパーティーにて